RADIALL HORSE POWER レザーカーコートジャケットの着こなし

RADIALL(ラディアル)新作のレザーカーコートジャケット”HORSE POWER”になります。

レザー(革)アイテムにはかなり力を入れているRADIALLが今季1押しの拘りを持って作り込むだのがこのレザーカーコートジャケットです。

その1番の特徴は茶芯と呼ばれるレザー(革)になります。世間に広く流通する茶芯レザーは、表面に着色した「顔料」が軽い外傷により剥がれ落ち下地の茶色が露出しグラデーションのような表情を極早期に見せるという物が 一般的である。しかし今回RADIALLでの革は、表面を染料にて仕上げる事で時間はかかりますが茶芯レザーの持つ本来の深い味わいを楽しむことができ、また唯一無二の最高な1着となります。

 

今回のカーコートジャケット”HORSE POWER”のシルエットは40年代のシングルタイプをベースとしており、あとは日本人の体型に合わせてスッキリとしたシルエットにしています。モデルは身長180cm体重72kgでLサイズを着用しています。ディティールポイントは肩の傾斜、袖口のラインとカフスのデザインとステッチワークです。他にも裏地にはチェックの綿ネルを使用しており袖には丸編みした内リブが付属しています。ボタンにはRadiallオリジナルのナットボタンを使用してありディレクター高山氏の拘りを感じます。

 

RADIALL レザーカーコートジャケット”HORSE POWER”

Color Black,Brown 展開

Size S,M,L,XL 展開

Price ¥170000+tax

RADIALL HORSE POWER レザーカーコート

BLACK → http://www.fixer-shop.jp/products/detail.php?product_id=5392

BROWN → http://www.fixer-shop.jp/products/detail.php?product_id=5393

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前回のRADIALL Cafe レザージャケットでも紹介しましたがここでも。

皮(かわ)と革(かわ)
まずこの違いが分かりますか?まず最初に動物から剥ぎ取ったものを皮(かわ)といいます。そしてその皮を加工したものを革(かわ)といいます。その際の加工の事をなめしといいます。
なめしには、クロームなめしとタンニンなめしの2種類があり、多くの革はクロームなめしで作られています。クロームなめしは、化学薬品を使用した近代的な加工方法で、早く仕上げる事ができ、また仕上がった革がソフトでしなやかな事が特徴です。
タンニンなめしは、古くからの伝統的な加工方法で植物の樹皮から抽出したタンニン(渋)を含んだ溶液で約2ヶ月の歳月をかけてじっくりとなめす加工方法で、革の収縮が少なく堅牢で使うほどになじみ、深い色合いに変化していくのが特徴です。
またタンニンなめしの方法にも2種類あり、ドラム式とピット式とがあります。
ドラム式は半強制的に叩き込む方法で、ピット式は浴槽に漬け込む方法です。ピット式の方がより時間がかかる方法になりますが、革にとっては自然になめされ、肌目も細かく芯までタンニンの成分が行き渡るため、より型くずれしにくい堅牢な革に仕上がります。
RADIALL HORSE POWERで使用している革は、タンニンなめしのピット製法で作られた革になります。その為最初ジャケットを羽織ったり、触ったりすると堅いって思うと思います。しかしこれは時間と手間隙かけて作ることで堅牢な革に仕上がった事を証明しています。最初は堅いですが着込むことで革に艶が生まれ、柔らかさが生まれてきます。そして長く着込めば着込むほどクロームなめしでは表現出来ないような男が憧れるレザージャケットになります。

FIXER

富山県高岡市野村785-1

0766-73-8988

http://www.fixer-shop.jp/